The Dream of the Blue Pines

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Wednesday, March 14, 2007

Rock'n Roll


February 2007
Duke of York's Theatre

現代のイギリス劇作家トム・ストッパードの新作。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』という戯曲で有名な作家で、映画『恋するシェイクスピア』の脚本も手がけた人。
この「ロックンロール」は、チェコ人である自身のルーツに戻り、1968年から90年代までのイギリスとチェコを舞台とした物語。ケンブリッジに住むマルクス主義の英国人の教授と、その教え子でロック大好きなチェコ人の学生が、共産主義のプラハに戻ったところからの物語。プラハの春、など、当時のチェコの歴史、そしてヒッピーとロック全盛の60年・70年代のイギリス。年代も場所も飛び回るのを、回転式の舞台で見せる。年代が変わるごとに、ボブ・ディランやピンク・フロイド、ジョン・レノンなどの曲が流れる。観客は、まさにその時代の空気を吸い、体験した人も多いから、曲ごとに反応するし、歴史もお馴染みだ。
私の世代の人だけではなく、連れてこられた10代の子達も絶賛する劇。私の友人も、「3時間の長い劇だけどあっという間だった」という。だけど、哲学的思想とユーモアをあわせもち、言葉遊びなどを取り込んだ台詞回し、インテリな遊び心ある戯曲…なので、ちょっと外国人にはとっつきにくい側面もあるかも。ケンブリッジの教授のギリシャの古典詩を語る議論などは、かなり難関。正直いって、細かい内容は見ている間にはついていけなかったところもあり、後で戯曲を読みました。

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